« 雨の朝に | トップページ | METROPOLIS CLASSICS »

PENTAX O-GPS1

カメラが自分で星を追いかけてくれる。そんな夢のような機能を実現してくれるアイテムがPENTAXから発売になりました。(^^)

Imgp0009res


O-GPS1は、各カメラメーカーから出ているGPSユニットと同様に、撮影場所や方向を記録する機能を持ったアクセサリーですが、他社製品とは決定的に違う機能が一つあります。
それが「アストロトレーサー」。カメラを星に向けてやるだけで、自動的に簡易追尾撮影をしてくれるという、実に画期的な機能なのです。

基本的な原理としては、GPSユニットに内蔵されている測位システムと電子コンパス、それにカメラ本体の加速度計を使って、カメラの向いている方向とレンズの焦点距離から撮像面での星の軌跡を算出し、これを相殺するように撮像素子を動かす・・・というものです。

もともと、K-7にも搭載された電子水準器や構図補正機能など、撮像素子を縦横だけでなく回転も可能なSRの機構を生かしたユニークな機能が実装されていて、これを使えば天体の追尾も・・・というアイデアは、天体撮影ユーザーの間でも早くから言われていました。
そうはいっても、果たしてどれくらいの需要があるものなのか?

この辺りの経緯は、デジカメWatchの 開発者インタビュー に詳しいのですが、実現には相当の苦労があったようです。

そんなわけで、私もさっそく注文してみました。発売日1週間前でしたが、それでも予定の25日より2日も早く家に届きました。
雑誌のレビュー記事によると、事前にキャリブレーションを行う必要があり、そこそこ時間を要するとの事だったのですが、実際にやってみるとかなり難しく、なかなか認識されません。

キャリブレーションの画面(DC.Watchの記事から転載)は下のようなものです。
いろいろやってみた結果、3軸を別々に動かすのではなく、片手でカメラをしっかり持って、8の字を描くようにぐるぐる回してやった方が、うまく認識してくれるようです。

Caliblation

入手した晩のテスト撮影。
この時点では、精密キャリブレーションがうまくいかず、通常のキャリブレーションのみです。

K5p_0002res
K-5 DA 16-45mm (20mm) ISO640 アストロトレーサーで3分追尾

空の状態も悪く、雲間からわずかに覗いた星を撮影したものです。追尾の状況がわかるように、あえて立ち木を入れて撮影しています。
標準ズームの20mm近辺で撮っています。画像の左下は、周辺部の当倍に拡大したもの。
精密キャリブレーションを行えば、もう少しきれいに追尾できると思います。
残念ながら、その後天候に恵まれず追加撮影が出来ていませんが・・・。

広角レンズなどを使用した場合、ディストーションの影響で周辺部の星像が膨らみやすいなど、厳密な意味では赤道儀には敵いませんが、旅行などで装備品にポータブル赤道儀を入れるかどうか迷うような状況では、非常に便利な機材になることでしょう。(^^)


|

« 雨の朝に | トップページ | METROPOLIS CLASSICS »

コメント

ken28様:
TBありがとうございます。
私はヨドバシのオンラインで購入したのですが、実店舗は25日だったので、フライングだと怒っている人もおられるようです。
震災の影響による遅れや、被災地方面から注文される方への配慮だと思うのですが…。(^^;
おかげでテストの機会を得ました。こちらも悪天候続きなので、本番はもう少し先になりそうです。

投稿: ich | 2011.06.26 17:18

早速星空で実写テストされたのですね。(羨)
私の方へは、発売日の25日に到着しました。
あいにくの梅雨空で星実写テストできず、やむなく
地上風景でしかチェックできていません。
今年も夏に立山へ出かけることになっているので
K-5と三脚、O-GPS1で済まそうと考えています。

投稿: 龍吉 | 2011.06.26 11:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PENTAX O-GPS1:

» 動作確認OK>O-GPS1 [星空雑記簿.。.:*・°☆]
悪天候で星の実写試験はできなかったが、地上風景を写すことで動作確認はできた。 [続きを読む]

受信: 2011.06.26 12:04

« 雨の朝に | トップページ | METROPOLIS CLASSICS »