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SEO-COOLED X2 ダークテスト

さて、せっかくの冷却機です。熱ノイズの低減効果が実際どの程度かは気になるところです。
ショップや他ユーザーさんのテスト結果もありますが、自分の個体も確認してみることにしました。

室温が約17℃と、熱によるノイズを見るには少し低めではありましたが・・・。

画質はJPEGのファイン、サイズは最大で高感度および長時間NRはいずれもOFFです。

まず、冷却なしでISO1600 10分露出。ノイズが目立つように、画像処理で明度を上げてあります。

Iso1600_600s_norm_sf

左上の部分を等倍に拡大。

Iso1600_600s_norm_s


同じ条件で、冷却した場合の画像。

Iso1600_600s_cool_sf

同じく、等倍に拡大。熱ノイズの差は歴然です。

Iso1600_600s_cool_s

5分露出のときを含めた、ヒストグラム。わかりにくいですが、冷却した方のグラフの幅が狭くなっている
のが判ると思います。
あと、精度は怪しげですが輝度=0の画素数を見ると、冷却されている方が多い(黒いところが多い)ことがわかります。

Histgram_seox2

次にやってみたのは、冷却の有無で画質に影響があるのか?というもの。
本当は星で試したかったのですが、昼間でしたのでとりあえずこんなものを撮影してみました。

Iso100_oroff_cool

この画像の左上を拡大。おおむね85%程度になっています。

ISO100 冷却なし
Iso100_oroff

ISO400 左:冷却あり  右:冷却なし
Iso400_nroff

ISO800 左:冷却あり  右:冷却なし
Iso800_nroff

ISO1600 左:冷却あり  右:冷却なし
Iso1600_nroff


結論として、各感度とも冷却の有無で明確な画質の差はわかりませんでした。
もちろん、長時間露出を行った場合には熱ノイズの影響が出るはずですが、基本的な画質にはおそらくそれほど影響しないのでは?と思われます。
星を撮影する場合には、できるだけ低感度で長時間露出をかける、というやり方が画質向上には効果がありそうです。
また星景写真のように、基本的に短時間で撮る必要のあるものについては、やはりフルサイズ機や画像処理能力の高い機種の方が有利だと言えそうです。

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コメント

keypon13^2様:
冷却効果は、それが目的ですので当然といえば当然なわけですが。(笑)
テストをしていて、冷却なしだと僅かずつではありますが温度が上がっていくのが分かりました。
ライブビューを多用する場合などでも、冷却している方が有利だろうと思います。

投稿: ich | 2010.05.23 21:00

興味深いレポートです。17℃程度でも、冷却しないと熱ノイズはけっこうあるものですね。ノイズのうち、熱に起因するものの効果は歴然ですね。

投稿: keypon13^2 | 2010.05.23 07:15

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